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理事長インタビュー

井上理事長へのインタビュー「歯科治療の真実」

井上理事長に、いのうえ歯科医院の総合歯科診療について、詳しくインタビューしてみました。治療を受ける前に参考にして下さい。

Q1)総合歯科診療とはどういうものなのですか?

日本ではすべての分野の治療を一人の歯科医師が行いますので総合的に歯科の勉強をする必要があります。しかしすべての科目を高い水準で勉強するのはとても大変で、やはり自分の得意な科目・分野というのがあるんですね。
総合歯科診療の考え方でいうと、桶の立て板一枚一枚がそれぞれの勉強の分野だとすると、桶の立て板の高さがその桶の水を入れることができる高さだということなんです。だから一枚でも低い立て板があると、その高さが水を汲むことができる上限ということになる。 一枚でも桶の立て板が低く、患者さんを総合的に見る技量がなければ、診断も出来ないし、治療も出来ないということになってしまうんです。
正確な診断ができてこそ、満足な治療ができるというものです。全科目に対して高い知識と技術、高い水準、総合的に診断できる能力があってはじめて患者さんに質の高い治療を提供できる。それが総合歯科診療の考え方です。
例えば、根の治療が苦手な人は、根に疾患を残したままになってしまうだろうし、歯茎の治療が苦手で、歯周病の治療が上手く出ないと、どんなにかぶせものがキレイに出来ても、根本的な解決にはなりません。

良い噛み合わせにする技術を持たずに、それを分析診断する技術もメカニカルなものもなければ、かぶせものが上手で審美的にはキレイでも、機能的にはからだを壊していくということもあるわけです。 本来、歯科医師であれば、総合的に診断治療ができる必要があるというのが、総合歯科診療の考え方です。その前提があって、本当に患者さんの健康に向き合った治療ができると考えています。

Q2)具体的にどのように治療はすすめられるのですか?

多くの場合、歯が抜けたとかで歯医者に行かれると思いますが、「歯が一本抜けた」というその歯だけを治療してしまう。だけど、その歯だけ治せば良いのかと言うと、そうとは限らないんです。

全体の噛み合わせの問題や、他にも、問題が発生している場合があるんです。結果として起きていることが直接的な原因とは限らない。つめものをしたけれどすぐに取れる等の場合は、そこにかかる噛み合わせの力が他より強いために起きているということもある。 歯が抜けたからインプラントにしましょうということになるけれど、歯が抜けるまでに至ったその人の生活の習慣だとか、その人の噛み合わせだとか、特性だとか、ヒストリーがあるということを、理解しないままインプラントをしても、また同じ結果になってしまう。

どうして、口の中全体の問題をとらえて、診断をしないのか。 家を建てるのに、環境のリサーチをして、図面を書いて、設計図を書いて、コストを出して、それに対する将来性だとか耐震性だとかを判断して建てるのに、多くの歯科治療は、行き当たりばったりの、そこだけの治療になっている。広い視野で全体を捉えるということがまったく行われていないのが現状なんです。

Q3)入れ歯の場合など、総合歯科診療では治療はどのようにかわるのですか?

部分入れ歯一つとってみても、そこに入れ歯を入れた時、バネ(クラスプ)のかかる歯の状態を診査しないで、歯がなくなったからといって保険で入れ歯をいれてしまうんですよ。
歯がなくなったから、「じゃあ型とって入れ歯を入れましょう」と。その時、残っている歯の状態も違うわけだから、その歯に負担のかからない入れ歯にしないと、無理が掛かり、自分の歯を失ってしまう。
逆に入れ歯をいれたことで残っている歯が抜けてしまう場合だってあるんです。実は保険の入れ歯には診査して、入れ歯の設計をするという段階がないからなんです。 歯が抜けたから、型をとって、入れ歯を作っていれましょうという、部分的に補うだけのシステムになっているんです。
例えば総合的に診断をすることで、そこに入れ歯をいれることは、患者さんの歯を失うことになる場合もあるという考え方ができれば、その患者さんにとってより健康的な治療をすることだって出来るはずなんです。
日本での歯科治療の現状は、一番いい方法を選択するというものではなく、総合的に診断したときに、そこを入れ歯にすることで他の歯に負担をかけないかどうか、口の中がどういう状態になるのかという診断をしないで行っているため、完全な治療にはならないことが多いのです。

Q4)入れ歯以外の治療はどのようにかわりますか?

全科目に対して、高い資質と知識と技術を備えたうえで、口の中の原因と結果の法則をとらえ、患者さんの総合的な健康のために、最もいい方法を選択します。現状とその方法を患者さんに説明し、患者さんは自分ができること出来ないことを受けいれて、共に治療を進めていくというのが、総合歯科診療の考え方なんです。

<普通の保険の治療の場合>
普通の歯科医院の場合、診査診断に限りがあるんです。歯が抜けました、じゃあブリッジにしますか?入れ歯にしますか?ということになる。

<いのうえ歯科の総合歯科診療の場合>

歯が抜けました。じゃあ、ここに入れ歯を入れた場合はどうなるのか?ブリッジにしたらこんな問題があるかもしれない。インプラントの場合ならどうか?それぞれの治療のメリットデメリットを総合的に診断して、さらに、その歯が抜けた原因を多角的に調査して、診査診断をする。

そこの治療をした時に、他にどんな影響を与えるのかを見据えて、部分部分でしか考えられていなくて、全体のバランスが悪いゴテゴテな治療をしない。後でまた悪くなって、治療を重ねるということのない治療を行うのが総合歯科診療の重要性。 将来性のある一度の治療投資で、後はメンテナンスでやっていくという考え方です。お金の問題だけではなくて、時間の問題でもある。総合的な診断ができなくて、治療を繰り返すことは時間がそれだけムダになってしまう。時間もお金なんです。苦痛がないということもそう。苦痛がないという、人としての価値も考えた方がいいと思います。

Q5)これから歯の治療を受けようとする場合のアドバイスをお願いします。

他の歯科医院でその先生がどれだけの治療実績があるのかを知った上で、どんな治療を行うのかをリサーチして治療を受けていますか?ということです。先生から説明を受けていますか?先生だからと信じてしまうのは自分のためにはなりません。

いのうえ歯科では、 診査、カウンセリング、レントゲン、歯周(病)検査、場合によっては画像診査を行って、治療計画をたてる。 そして、患者さんにとって最も良い治療を考えて、それが受け入れらない場合は、患者さんが自分で受け入れられる範囲内で最も良い治療を行う。 他の歯医者さんでは、「最も良い治療」ではなくて、「患者さんがして欲しいという治療」を行っていると思います。
患者さんに主導権があって、患者さんが残したい歯を「残す歯」として診断するんです。その歯を残すことで他の歯がやがて抜けることになったとしても先生は残すんです。

総合的に判断するとその歯を残すことで他の歯が悪くなる場合もある。 悪くなった歯を残して、全体が悪くなってもいいんですかということです。 全体の健康を考えて、治療を行うのが歯科医師であるべきなのに、そこが違うんです。 歯科医師は、全体的な歯の健康を患者さんに提供する総合歯科診療を行うためにはものすごく勉強をしないといけないんです。

Q6)いのうえ歯科医院では、どのように診断のプロセスを行っているのですか?

治療計画を内外の学会などで発表して、その診断・治療が最も適切かどうかの評価をされ、いろいろな場所で同意を得られた時に、自分の個人的な見解でなく、客観的に見ても適切な判断・診断であるという評価の実績を得ています。
自分が判断しているというよりも、学会や他の歯科医師が、それは適切な診断・判断と考える、公的な領域で納得できる診断・判断をしている。 他の歯科医院に行ってもすごく納得の行く治療法なんです。
多くの場合、先生はこの患者さんになぜ入れ歯を入れる治療にしたんですか?とインプラントを行う先生ならたずねるだろうけれど、インプラントに対する偏った興味によって言っているのではなくて、総合的に診断・判断した上で、選択している。もしかしたらその患者さんに最適なのはインプラントを活用した入れ歯かもしれない。
インプラントにした方が良いという先生は入れ歯が出来ないから、インプラントにした方がいいと言う。あるいは、取り外さなくて良いからインプラントにした方がいいだろう、と言う。偏った治療法を勧める先生は、その治療に興味があるからそれを勧めるのであって、総合的に見て、これがいいと診断しているわけではないということです。バランスをみて何が良いのかを診断していない。

いのうえ歯科では、治療した結果や、行う診査・診断に対しては、常にそういう内外の学会や発表の場所で、発表しているのと同じレベルで考え、説明しています。それが患者さんにとっての責任だと感じています。 「何となく」という診断や判断ではいけない。 少なくとも学会やその他の歯科医療の現場で、説明が出来る検査・診断を行っています。

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